解説記事 |
スマートセルフサイレン、通称バックアップ・サイレンの電池交換を行います。
本来なら、キットで本体ごと交換すると工賃含めて約40000円位掛かりますが、
今回は、パナソニック製の固定電話の子機電池を2個購入(1個@1200円)して、
コネクター4P が260円、という金額で 部品調達し 施工しました。
コネクターは、オートバックス 電池はヨドバシカメラです。 |
電池 3.6V 容量300mAh OHM 製 です。(2008年交換時)
(OM−3419)
これを、直列に接続して 7.2Vにします。
これは、家電量販店の固定電話の交換電池部品コーナーに売ってます。
もちろん500mAhでも良いですよ。
二度目に購入したバッテリーはニッカドではなくニッケル水素。
違いは各自調べてみてくださいね。(ニッカドは既に売ってなかった)
1個 3.6V 容量350mAh パナソニック製です。
ヨドバシカメラでとても安く買えました。(2017.5.25現在@480円)
世の中、リチウムイオンが主流ですが、当時はニッケルカドニウムが
普通でした。今となっては、手に入れ難いものですが。
ただ、エンジンルームなど熱に強いのは、ニッカド電池です。 |
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電池 7.2V300mAh GP(アメリカ)製 です。(クリフォード純正)
写真右 が 本体から 外した電池です。
左の電池は、直列に製作してテープで絶縁したところ。。
これをそのまま組み込みます。
見栄え悪いけど、どうせ見えなくなるしね。
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7.2V 化
半田付けして、7.2Vにします。
ちなみに、ニッカドは 1本1.2V です。(乾電池1.5V)
1.2V×6で 7.2Vです。 |
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ランエボ・エンジンルーム内
エアクリーナーBOXを外します。
エボの場合、2本のボルトと1本のネジで外れます。
ちなみに、私のサイレンはエアクリーナー下に
そのまま、2個(通常サイレン) 付いてます。(装着はゼウスドライブ)
普通は、別々箇所に 付けるんだけどね。・・・1個はフェンダー内とかね。
ただ、整備性は楽です。
バンパー外して・・等の作業は辛いですから。。。
この辺は、当時のゼウスクオリティ・・・潰れる訳だ。 |

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解体・・・
下に、二個のサイレンが見えますね。
大きい方が、バックアップサイレン。
手前の小さいのが、車のバッテリーを駆動して鳴らす通常のサイレンです。 |
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注意点
バレーモードから、ヒューズを抜き 念の為バッテリー端子を
外して下さい。一応念の為・・・・
サイレンのケーブルには、電流が流れてますので
ニッパーによる切断はショートを招きます!やめてくださいね、 |
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外れた・・・サイレン
サイレン自体を外すのに時間掛かりました。
ネジを全部外さず、ネジを緩めスライドして サイレンを外して下さい。
ケーブルを切断してコネクターを付けるので、位置を考えて切断して下さい。
その際、カッターで外側を剥いて一本一本切断して下さい。
4本切断したら、作業中は必ずテーピングしてショートしないようにね。
特に車体側!
赤ケーブルは、ショートさせたらアウトです! |

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サイレンをバラス
解体したサイレンに、新しいニッカド電池を組み込みます。
必ず、絶縁を考えなから作業して下さい。
ネジ2本で本体が分解出来ます。
側面の4本を外すとケーブルがフリーになります。 |
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組込み作業
ニッカド電池 組み込み完了!
元の状態にします。
半田付け出来れば、誰でも出来ますよ。
二度目の交換はは、ニッケル水素です。
ニッカドはもう市場には殆ど無く購入を断念しました。
ただ、熱に弱いので できればニッカドの方が良いです。 |

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コネクター接続
コネクターを取り付ける際、ショートだけ 気をつけて下さい。
車体側も、サイレン側もね。
常に、電流が流れてます。
なので、ニッパーで切断出来ないのです。
一気にやると、ショートしますよ〜 |
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交換方法
この取り付け、取り外しにはDUPREEのメカニックから
学んだものが数点あります。あ、決して教えて貰ったわけでは
なく、作業を見ていて 自分で学んだものです。使ったコネクターこれ。。
レガシィとエボ、同じ ”ピンアサイン” にしました。
コネクターを付ける事により、バックアップサイレンの取り外しが楽です。
コネクターはオートバックス等で売ってる通常の4Pカプラーです。
グリスなど塗って、水対策してくださいね。 |
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動作確認
動作確認。。。わざと、サイレン鳴らしてね・・・
一発OKでした。(^.^)
今回一番苦戦したのが、車両からのサイレン外し、取付け。
これは、次には 生かされる事でしょう。
本体のプラスティックは余り頑丈じゃないのと、ナット側板の正方形のもの、弱いですので
取り付け時の締め込みは軽めでね。 (M6×10 のステンレス・ボルトを用意した方が良いです。 4本)
サイレン自体、消耗品だそうです。 ショップ曰く・・(-.-)
結局、内蔵充電池さえ交換出来れば本体はそのまま使えます。

一度目は、純正がニッカドであったのでニッカドへの交換、 二度目(2017.5) はニッカドが手に入らず ニッケル水素の電池を
チョイスしました。 過充電になる可能性もありますが、とりあえず 使ってみます。
2度目の電池はパナソニック製 ”BK−201” という型番を2個使い、 1個@480円の格安でした。 |
おしまい・・・・一番大変なのは、本体の取り付外しです、頑張ってみてください。 |
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